単鞭は鞭のように手を飛ばし、相手の顔面にピシャリと、掌打を浴びせる技である。
名前の由来は、左手を右手が、まるで、一本の長い鞭のようにコントロールすることから来ている。 “単鞭(たんべん)” の続きを読む
勁なくして武術にあらず、その伝統の内勁とは?
単鞭は鞭のように手を飛ばし、相手の顔面にピシャリと、掌打を浴びせる技である。
名前の由来は、左手を右手が、まるで、一本の長い鞭のようにコントロールすることから来ている。 “単鞭(たんべん)” の続きを読む
白鶴亮翅は相手の体を開かせ、攻撃できる間合いに入る技である。
攻撃できる間合いに入った姿勢(写真参照)が、白鶴が翼を広げるしぐさに似ている(?)ことから白鶴亮翅と命名されている。武術としては、なんとも優雅な名付けだと思う。 “白鶴亮翅 (はっかくりょうし)” の続きを読む
起勢は型(套路)を演じる時の最初の動きである。
最初に言っておくが、起勢は技ではない。
気を丹田に沈め、背中を抜き、頂勁(ちょうけい)にて周りの空間と一体になる。下に指先を伸ばすと同時に指先に気を注入していく。(写真1を参照) “起勢(きせい)” の続きを読む
海底針は手首を掴まれたときの返し技である。
中国武術では関節技を総称して擒拿(きんな)と呼んでいる。
太極拳の海底針の技を説明してみたい。
敵は当方の右手首を右手で掴んでくる。 “海底針(かいていしん)” の続きを読む
玉女穿梭は複数の敵と乱戦になった時に威力を発揮する技だ。
名前の由来を推測するに、玉女は左右からの敵の攻撃を察知して技を繰り出す前の姿勢が、貴婦人の仕草に似ている。(上の写真1を参照) “玉女穿梭(ぎょくじょせんさ)” の続きを読む