玉女穿梭は複数の敵と乱戦になった時に威力を発揮する技だ。
名前の由来を推測するに、玉女は左右からの敵の攻撃を察知して技を繰り出す前の姿勢が、貴婦人の仕草に似ている。(上の写真1を参照)
穿梭は左右の敵を交互に倒していく移動の動きを表している。
攻撃を仕掛けた敵がどう感じるかを説明する。敵は当方の空いている顔面に側面から拳で長打の突きを入れる。 もらったと思った瞬間に、ターゲットの顔面は視界から消え、反対に掌打を顔面に浴びせられる。こんな感じだろうか。
玉女穿梭の動きには角度のマジックが含まれている。シンプルな技ほど、用法の本質は一般的には知られていないように思う。