三尖相照(さんせんそうしょう)

太極拳 三尖相照
Taijiquan
The three tips align with each other 1

三尖相照は中国武術にとって大切な伝統の教えのひとつだが、

その本質はあまり語られていないように思う。

 

打撃する瞬間は、大地と拳先は直結する。

そのために、必ず取らないといけない姿勢の掟なのだが。

では、説明してみよう。

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単鞭下勢(たんべんかせい)

太極拳 単鞭下勢
Taijiquan Low Single Whip 3

顔面への攻撃を基本とする単鞭だが、単鞭下勢は陰部を目掛けて、掌を鞭のように浴びせる技である。

用法を説明してみよう。我は左構え。(下の写真1を参照)。

相手は右拳を順歩打ち(右拳前、右足前)で当方の顔面を狙って攻撃してくる。それを左サイドに交わしながら、右手で右拳を流すように受ける。(下の写真2を参照)

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如封似閉(にょふうじへい)

楊式太極拳 如封似閉 杨式太极拳 如封似闭
写真1  Like Sealing Like Closing – Yang Style Taijiquan

如封似閉(にょふうじへい)は防御姿勢であり、距離を確保しながら相手の動きを封じ込めた状態を言う。(写真1 参照)

陳式太極拳では六封四閉(ろっぷうしへい)と呼ぶ。

 

手を絡めあった攻防の結果、相手の両腕を開き胸元に入り込み、胸板に両掌をピタリと貼り付ける。相手にとっては背筋が凍る瞬間である。

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白鶴亮翅 (はっかくりょうし)

太極拳 白鶴亮翅 白鹤亮翅
Taijiquan, White crane spreads its wings

白鶴亮翅は相手の体を開かせ、攻撃できる間合いに入る技である。

攻撃できる間合いに入った姿勢(写真参照)が、白鶴が翼を広げるしぐさに似ている(?)ことから白鶴亮翅と命名されている。武術としては、なんとも優雅な名付けだと思う。 “白鶴亮翅 (はっかくりょうし)” の続きを読む