武術の虚実とは

太極拳 武術の虚実転換
Insubstantial / Substantial in Martial Arts

 

「虚実」を理解することは、武術の本質を体得することに通じる。

 

どんなに威力のある打撃力を持っていても、

相手に当てることができなければ、効果を得ることはできない。

 

殴ろうと思って出されたパンチは、容易交わすことができても、

無意識で出されたパンチは避けづらいものである。

ここに武術の難しさと、奥ゆかしさがある。

 

では、無意識に手が出るとは、どういう状態なのだろうか?

それでは、武術の本質を語ってみよう。

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中丹田(ちゅうたんでん)

テーマは中丹田だ。

 

一般的に言われている丹田とは、臍下三寸に位置する下丹田である。

ここは、エネルギーの中心であり、身体の重心でもある。

動作の起点を、ここに置くと、省エネで安定した動きができる。

下丹田は「丹田」として非常に有名である。

 

しかし、中丹田の存在はあまり知られていないようだ。

今回は、武術の経験を踏まえて、中丹田について語りたいと思う。

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虛領頂勁(きょれいちょうけい)

太極拳 虛領頂勁 虚霊頂勁 虚领顶劲 虚灵顶劲
Taijiquan Xulingdingjin
Top force with the neck empty

 

スポーツの世界ではよくゾーンに入ると言う。

それは、最高のパーフォマンスを発揮できる状態を意味する。

リラックスと緊張が同居した、集中力の高い、不思議な状態だ。

 

では、ゾーンに入ることと虛領頂勁は、どう関係しているのだろうか?

それでは、説明しよう。

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